【U19世界選手権】7日は決勝進出かけてアメリカと対戦!山嵜監督は「10%に賭ける」
現地3日、オーストラリア戦の快勝から一夜明けたこの日、選手たちは午前がプールでアクティブレスト、午後は勝者が7日の対戦相手となるカナダ対アメリカ戦を観戦。その後、21時からミーティングを約2時間行いました。
カナダ対アメリカは、アメリカが32対14でアメリカが勝利。この結果、2連勝のアメリカがグループA1位となり、グループB1位のUー19日本代表が決勝進出をかけて7日に対戦することになりました。
今大会これまでアメリカ戦を2試合見た山嵜隆夫監督の感想は、「スキルポジションはスピードがあるから、ちょっとフリーにしてしまうと抜かれてしまう可能性あるので、いかに集まってタックルするかが重要になる。プレイの精度はそれほど高くないから付け入る隙があると思う」。
アメリカに対するイメージは、事前に見ていなかったと前置きをしながら、「コーチから聞いた話ではQBがすごいということだったけど、実際に見てそれほどでもなかった」と話してくれました。
Uー19日本代表は、アメリカ戦まで3日間の準備期間があります。それまで、山嵜監督は十分にアメリカ対策を練る想定です。
「ディフェンスは2日のオーストラリア戦でアサインメントミスが結構あったので、その辺りを失くすこととタックルをしっかりすること。オフェンスは、ランで距離を出すのはきついけど3ヤードくらい出して、あとは外のレシーバーがマンツーマンになるのでそこを振り切ることができれば勝負になる気がする」。
Uー19日本代表としては、前回のクウェート大会で初めてアメリカ代表と対戦しました。その時も指揮を執った山嵜監督は、試合前に「(勝率は)1%だがその1%に勝負を賭けよう」と話していました。そこから2年経った今、「前回は1%に賭けると言ったけど、今回は10%に賭ける」と、アメリカ戦の勝率は10倍に膨らみました。
なお、この日行われたもう1試合、メキシコ対オーストリアは46対7でメキシコが勝ちました。