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【U−19】オーストラリアに快勝で5位


現地時間7月22日(日)※日本時間23日、メキシコ合衆国メキシコシティーで開催されている第5回IFAFアメリカンフットボール U-19 世界選手権大会が行われ、U−19日本代表がU−19オーストラリア代表と5位決定戦を行い、51対14のスコアで勝利しました。

なお、この試合のU-19日本代表ゲームMVPには、RB小田賀優介(法政大学1年)が選ばれました。

この日行われた他の試合では、決勝でU−19カナダ代表がU−19メキシコ代表を13対7で、3位決定戦ではU−19アメリカ代表がU−19スウェーデン代表を61対9でそれぞれ下しました。大会はこの日で閉幕し、最終結果は、1位カナダ、2位メキシコ、3位アメリカ、4位スウェーデン、5位日本、6位オーストラリアとなりました。

U−19日本代表 山嵜 隆夫監督(大阪産業大附属高等学校)

Q勝利おめでとうございます、オフェンスが非常に効果的に機能していたが、どのような準備をされたのですか。

Aこっちへ来て2週間、やっと選手達の体調が良くなってきたことがひとつ。そして2試合を見られたのでキチッとスカウティングし、対策して臨むことが出来た。

Qフットボール以外で一番難しかったことは何でしょうか。

A時差ぼけの問題と、水や食事など問題による腹痛等、体調不良といった面があった。スタッフが良く対応してくれていた。

U−19日本代表 RB小田賀優介(法政大学1年)

Qこちらに来て2週間、体調の部分、気持ちの部分で何が改善されてきたか。

Aお腹が痛くなったり、高地という環境もあり頭痛がしたり、息が苦しかったことがある。コンディショニングとしてジョギングなどをし呼吸を整えたりして、順応してきた。今日は良いコンディションで臨めた。

ゲームサマリー

メキシコ、カナダに連敗してこの日の5位決定戦に挑んだ日本は、第1Q4分37秒に簗瀬真史(慶応義塾大学1年)が25ヤードFGを決めて先制点を挙げた。さらに日本は、およそ4分後の第1Q8分50秒にRB小田賀優介(法政大学1年)の19ヤードTDランを皮切りに、RB柴田健人(日本大学1年)の16ヤードタッチダウンラン、QB平尾渉太(関西学院大学1年)からWR大谷空渡(日本大学1年)への7ヤードタッチダウンパスと立て続けに得点を重ね、前半を23対0で折り返した。

前半でオーストラリアの攻撃を完封した守備陣が後半も奮闘した。第3Q3分11秒にQB平尾からWR嘉本健太郎(明治大学2年)の42ヤードタッチダウンパスで加点した日本。同5分1秒には、LB小西憂(桃山学院大学2年)が35ヤードインターセプトタッチダウンを決めて、リードを37点に広げた。

日本はその後、2本のタッチダウンを許してオーストラリアに追い上げられたが、第4Q6分3秒にQB庭山大空(立命館宇治高校2年)とWR糸川幹人(箕面自由学園高校3年)の高校生コンビで15ヤードタッチダウンパスをヒット。さらに、同8分58秒にRB柴田がこの日自身2つ目となる61ヤードタッチダウンランを決めて、オーストラリアの追撃をかわした。