【カレッジ】最終戦の相手メキシコ代表が米国撃破で3連勝
6月21日、中国・ハルビン市で行われている第3回FISUアメリカンフットボール大学世界選手権で、アメリカとメキシコが対戦。大会2連覇中のメキシコが、前回準優勝のアメリカに20対17で勝利した。3連勝のメキシコは、24日の最終戦で2勝1敗のカレッジ日本代表と顔を合わせる。
試合は、第1Qは両チーム無得点に終わったが、第2Q開始早々にアメリカが11ヤードタッチダウンランで先制。しかし、直後にメキシコが98ヤードキックオフリターンタッチダウンのビッグプレイで同点に追いついた。なおもメキシコは第2Q残り5分46秒に21ヤードタッチダウンパスが決まり加点。PATは失敗に終わり、得点は13対7でメキシコのリードが6点に広がった。点差を離されたくないアメリカは、前半終了間際に20ヤードFGを成功させた。試合は、13対10とメキシコの3点リードで前半を折り返した。
第3Qはお互いに無得点だったが、アメリカが第4Q残り7分9秒に1ヤードタッチダウンランを決めて逆転に成功した。しかしメキシコが、試合残り3分57秒に4ヤードタッチダウンパスをヒット。これが決勝点となり、メキシコが2大会連続でアメリカに勝利した。
大会は24日で最終日を迎え、カレッジ日本代表はメキシコ戦を残すのみ。現時点の順位は、1位メキシコ(3勝0敗)、2位アメリカ(2勝1敗)、3位日本(2勝1敗)、4位韓国(1勝2敗)、4位中国(0勝4敗)。日本はメキシコに勝利し、かつアメリカ対韓国でアメリカが負ければ、日本が優勝となる。