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【第5回 SWC】「勝つことだけ考えたい」メキシコ戦に全力投球誓うWR木下主将


13日、日本代表はアメリカ戦から一夜明けたこの日、午前中はミーティング、午後も軽めの練習に終始した。

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森清之ヘッドコーチは、前日のアメリカ戦について、「オフェンスラインはよく頑張ってくれた。レシーバーが決定的なチャンスで良いプレイが出ていれば、あと2本は取れないといけない試合だった。ディフェンスは、(後半最初に)一発タッチダウンを許してしまった。向こうのランナーも良いけど、何とか粘り強くやって、自分たちのアサイメントミスもあったので、もう少し失点を防ぐことができた。いずれにしても、フィジカルの面であったり、プレイの激しさで負けていたので、フットボールで負けたという感じだった」と振り返った。

アメリカ戦当日に主将に任命されたWR木下典明も、森ヘッドコーチと同様の考えだった。「自分自身が思うところでは、前半が試合の肝だったと思います。オフェンスで何回もチャンスをもらったのに、それをものにできなかった結果、最終的にああいう展開になった。前半で得点をとってリードした状態で試合を展開できていれば、違う形になったと思います」。

アメリカに負けたからといって下を向いてはいられない。WR木下は、現在のチーム状況について「アメリカ戦で終わりではないので、チーム自身も次に向かわなければいけないと声掛けもしていますし、分かっている」と話し、「アメリカに負けたことで落ちていたら何の意味もないので、次のメキシコ戦に勝つことだけを考えたいです」と、まずはメキシコ戦に全力を尽くすことを誓った。

15日のメキシコ戦は、勝てば決勝で再びアメリカと戦える可能性が十二分にあるだけに、リベンジをするためには重要な試合となってくる。日本代表のキャプテンは、「(メキシコ相手に)尽くす方法はあります。あとはそれを決められるかどうかだけ」。「攻撃のポイントは、オフェンスラインはアメリカ戦で互角というか勝っていたイメージだったので、メキシコ戦もオフェンスラインが勝って、レシーバーはQBからのパスを落球しないなど当たり前のことをやれば、(メキシコ戦も)勝てる試合だと思います」とレシーバー陣の奮起を促した。

なお、日本代表はこの日の練習後には近くのショッピングモールへ行き、その後レストランで夕食をとり気分をリフレッシュさせた。

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