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【第5回 SWC】「精度が上がってきた」 アメリカ戦2日後に控えて


日本代表は10日、午前中にミーティング、午後も体育館で室内練習、屋外練習を行った。

この日のカントンは、雨が降った昨日とは打って変わって、気温約30度の晴天だった。午前中は、先日のアメリカ対メキシコ戦のビデオを見ながら、主にキック関連のミーティング。午後は、室内で軽く体を動かした後、屋外のフィールドで通常の練習を行った。

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アメリカ戦を2日後に控えた日本代表を率いる森清之ヘッドコーチは、チームの仕上がりについて、「だいぶ調子は上がってきた。特にパス関係は国内でやっていた時より合っていっていると思う」。プレイの精度は高まり、「実際に相手と対峙した時のサイズ感が練習していた時と違うので試合でできるかが肝心」と、一定の手ごたえをつかんでいる。

実際にアメリカ戦を見てからの印象は、「前回大会と同じで、まだ仕上がっていないと感じた。2011年も予選でメキシコ相手にもたもたしたけど、決勝ではカナダに完勝したから、おそらく試合や練習を重ねるたびに良くなってくると思う。(昨日の)試合前の練習を見たときは相当やると思ったけど、いざ試合が始まると力が発揮できていない状況だった。昨日の苦戦でスイッチが入ったと思うので、(日本戦では)違った感じでくると思う」と話した。

アメリカはメキシコ相手に30対6と結果をみれば完勝だったが、2INTを許すなどプレイの精度はまだまだ。それでも、メキシコの攻撃を計41ヤードに封じた。森ヘッドコーチも、「ラインバッカーやディフェンスバックのよりが早いディフェンス」と警戒。オフェンスでは、「個人技」に対して注意しつつ、「きちんとみんなで止めたい」と対策を考えていた。