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開会式前日、板井コーチは「できる限りのことはやっている」


 現地30日、この日からグラウンド使えるのは約1時間。日本代表は、中国代表の後の10時15分から練習をスタートしました。本来は10時開始でしたが、中国側がグラウンドに入るのが15分遅れたため、練習開始時間が15分遅れました。

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 練習中は、中国代表のコーチ、選手に見られる中、選手たちはいつも通りの練習をこなしました。中国代表のコーチ陣には、元RBのリッキー・ウィリアムス、バイロン・チェンバレンのNFL経験者が顔をそろえています。中国はアメリカンフットボール新興国で、今回の代表チームが作られたのは8か月前の昨年8月。練習回数は、今回を含めてまだ5回目だそうです。日本代表は中国代表と、5月6日(18時30分キックオフ予定)に対戦します。

 練習後に板井征人(関西大学)コーチにオフェンスの仕上がり具合について話を聞くと、「欲を言うときりがないですけど、できる限りのことはやっているという感じ」と話してくれました。水野彌一監督も気にしていたオフェンスラインのずれについては、「オフェンスラインは時間がかかるので」と、まだ時間が必要なようです。5月4日の初戦に向けては、「大まかなところはみんな覚えてきているので、あとは試合に通用するレベルに仕上げていくところです」と説明してくれました。

 なお、明日5月1日は第1回アメリカンフットボール大学世界選手権大会の開会式が行われます。