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日本代表、フィリピン代表に勝利、 第5回IFAFアメリカンフットボール・シニア世界選手権への出場を決める


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試合終了後、記念写真に収まる福田市長と両チーム選手たち

試合終了後、記念写真に収まる両チーム選手たち

4月26日(土)、第5回IFAFアメリカンフットボール・シニア世界選手権アジア地区予選が行われ、日本代表が86対0でフィリピン代表に勝利した。

フィリピンでは2009年に初めて国内アメリカンフットボールリーグ「ArenaBall Philippines」が設立されており、2013年の台風「ハイエン」の被害を受けながらも、フィリピン代表としては今回が初の国際試合。

対する日本代表は、2011年以来初となる代表招集。今回のメンバーでは、12日(土)の川崎富士見球技場メインスタンド竣工記念国際親善試合「German Japan Bowl II」に続く2戦目となる。

晴天の東京都調布市のアミノバイタルフィールドには両チームのファンが集結。フィリピン代表のキックオフで試合開始。日本代表は最初のプレイで、QB菅原俊(オービックシーガルズ)からWR宮本康弘(LIXILディアーズ)へのパスが成功、宮本がキャッチ地点からディフェンスをかわして走りタッチダウン。開始16秒で得点と、幸先のよいスタート。

その後も日本代表のオフェンス陣は、パス中心に攻撃の手を緩めることなく、QB菅原、QB加藤翔平(LIXILディアーズ)がそれぞれ2本ずつ、計4本のタッチダウンパスを決めました。第2Qからはランプレイも選択。RB東松瑛介(ノジマ相模原ライズ)がパントリターンタッチダウンとラッシュタッチダウン1本を決め、54対0としたところで、前半終了。

第3Qでは、ディフェンス陣の活躍が光った。開始7分11秒にはクォーターバックサックでファンブルを強い、こぼれたフットボールを奪ったDB砂川敬三郎(オービックシーガルズ)がタッチダウン。また、11分12秒にはインターセプトしたボールをDB矢野秀俊(LIXILディアーズ)がエンドゾーンまで運んだ。その直前に、試合初・唯一となるファーストダウンを奪取していたフィリピン代表には悔しい展開となった。

第4Qも終始ゲームを支配した日本代表。RBの好プレイで、3本のタッチダウンを決め、危なげなくフィリピン代表に圧勝した。

なお優秀選手は、ディフェンスラインで好タックルを見せたDLフアン・パブロ・スアレス選手(BANDITS)、最優秀選手はラン獲得ヤード31、2TD、36ヤードのパントリターンTDの活躍をしたRB東松が選ばれた。

この勝利により、日本代表は2015年7月にスウェーデンで行われる第5回IFAFアメリカンフットボール・シニア世界選手権へ出場することが決定した。