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中国を54対0で下し2連勝!


 現地時間5月6日(火)※日本時間5月7日(水)、スウェーデン王国ウプサラ市のオスタエンゲンIPで開催されている『第1回アメリカンフットボール大学世界選手権大会』が行われ、カレッジ日本代表が中国代表と対戦。54対0のスコアで勝利し、開幕2連勝としました。次戦は、5月8日にスウェーデン代表と顔を合わせます。

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 なお、今大会の主催FISUが選出したこの試合のカレッジ日本代表ゲームMVPには、パントリターンTDのほか、ランでも3回46ヤード、1TDを記録したRB高木 稜(京都大学)が選ばれました。

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 カレッジ日本代表 水野 彌一監督(追手門学院アメリカンフットボール部総監督)
(中国は)非常に勇敢にプレイしていたことは確かだった。あれだけ点差が開いてもゲームを諦めずにプレイしていたのは立派だったと思う。今回の日本代表はいいチームに仕上がっている。それはコーチの功績のおかげ。コーチに拍手を送りたい。今日の課題としては、ディフェンスバックがインターセプトをミスしていたのでそれが残念。メキシコ戦ではその辺の出来が試合を決めるかもしれないので、(選手たちには)ビッグプレイをきっちりと決めてもらいたい。

 カレッジ日本代表 RB高木 稜 (京都大学)
(中国を)事前にスカウティングして色々と情報を仕入れた上で戦いました。予想以上に気迫のこもったプレイをされて最初はどうなるかと思いましたけど、味方のブロックに助けられて多くのタッチダウンを取ることができました。チームメイトの信頼が一番助かりました。自分がゲームMVPをもらえるとは思ってはいませんでした。ただ、タッチダウンの本数が多かっただけで、チーム一丸となった結果だと思います。(3日前にスウェーデン到着だったが)、その日のうちにトレーナーの方に調整していただいたので、次の日に動けるようになりました。トレーナーのおかげです。

ゲームサマリー

 コイントスでレシーブを選んだ日本代表は、WR鈴木 恵多(立命館大学)がいきなり75ヤードキックオフリターンのビッグプレイ。幸先よく7点を先制する。次のドライブで中国を相手陣25ヤードからのパントに抑えると、このパントをRB高木 稜(京都大学)が42ヤードのパントリターンタッチダウン。さらに、中国陣15ヤードから始まった次の相手攻撃、第1Q残り8分52秒サードダウン15ヤードで中国がファンブル。これをLBコグラン・ケビン(早稲田大学)がエンドゾーン内でリカバー。試合開始からわずか3分8秒、スペシャルチームと守備のみで21点のリードを奪う。

 第1Q残り1分2秒にも高木の31ヤードタッチダウンランで追加点を奪った日本代表。第2QにもセイフティとWR岩松 慶将(日本大学)の8ヤードタッチダウンランで9点を追加。37対0で前半を折り返す。

 日本代表は第3Q、K有輪 七海(日本大学)が38ヤードFGを成功。第4Qにも、残り8分45秒にRB梅原 駿(関西大学)の8ヤードラン、同残り3分33秒にもFB荒木 勇人(近畿大学)が40ヤードのタッチダウンランを決めた。

 なお、日本代表は中国に1度も更新させず。トータル喪失ヤードも-35ヤードに抑える完勝だった。