疲労あるも「チームは順調にきている」水野監督
現地27日、日本代表チームは、前日と同じ練習メニューをこなしました。この日のウプサラは、気温19度と晴天に恵まれました。心地よい風も吹く中、選手たちは明日の休日を前に、しっかりと汗を流しました。
日本代表は、練習2日目にして動きが良くなってきたように見えたが、水野彌一監督の目には違うように映っていました。
「ちょっと疲れが溜まってきているように見えました。その代り、気持ちは入ってきている。逆の意味で言えば活発だが、鋭さが消えている部分もある。明日は練習休みなのちょうどいいと思います」。
水野監督が練習を見て少し気になっているポジションは、「オフェンスライン」。練習では守備陣のブリッツに惑わされ、ずれが出ていたことが若干気になっていたようです。その理由を、「(選手の所属チームによって)パスプロテクションのやり方が違うのでずれが出ている」と説明してくれました。
チームとしてみっちり練習をできるのは29日のみ。それでも、水野監督は、「(オフェンスラインは)試合(5月4日のフィンランド戦)までに徐々に合わせていけばいい」と泰然自若。さらに、「今のところ順調にきていますよ」と続け、現状のチーム状態に満足している様子です。
明日28日は、スウェーデン観光で練習は休み。選手たちは束の間の休日で体を休め、29日からの練習に向けて英気を養います。