【フラッグ世界選手権】日本代表、キャプテンの意気込み(男子)
国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が主催するフラッグフットボールの世界選手権が27日から4日間、フィンランドのラハティで行われます。フラッグフットボールが2028年ロサンゼルス五輪の追加競技に決定してから初めてとなる世界大会。男女ともに初のメダル獲得を目指す日本の男女両キャプテンが、大会を前に意気込みを語ってくれました。
まずは男子のキャプテン、植松遼平のメッセージをお届けします。
■男子主将・DB/C植松 遼平
今回の男子日本代表は、選考のときから「個で勝つ」ということがテーマに挙げられていた。それが今までの代表と違うところ。特に、(3位だった)昨年のアジア・オセアニア大陸選手権後はそれを重視してやってきた。今回はアメリカンフットボールのXリーグからも選手が入って融合し、この数か月で連携も深まってきた。
アジア・オセアニア大陸選手権でも他国のレベルが上がっていたし、欧州や米大陸の選手権を見てもレベルが上がっている。世界選手権では簡単な試合はひとつもないと思う。日本は(世界ランキング9位と)上位にいるが、下位の相手にも気を引き締めて戦わないと足をすくわれてしまう。日本のチームのよさを出せれば、目標とするメダルにも手が届くと思う。
個人としては、自分より体格が優れた選手とも戦えるし、自信を持って戦っていきたい。これまで支えてくれたすべての人に感謝している。メダルという形のあるものを持って帰れるようにしたい。
【「日本のよさを出せればメダルに手が届く」と男子日本代表の植松主将】
■男子ヘッドコーチ・岩井 歩のコメント
2022年8月31日に今回の世界選手権に向けてのキックオフミーティングを行い、「メダルゲームで勝つ」という目標を掲げて2年かけてチームをつくってきた。タックル(アメリカンフットボール)の選手とフラッグの選手がコンバインし、互いの知見や技術を交換するなど、過去の世界選手権とは違うフェーズに入っていると思う。
パリ五輪からロサンゼルス五輪へという今回の世界選手権のタイミングは、注目を集めるにはいいと思う。ライブ配信もあるので、たくさんの関係者や子どもたちに届くようにしたい。
■男子日本代表メンバー こちら
■女子日本代表メンバー こちら
■大会公式サイト: https://jenkkifutis.fi/flag2024/
■試合日程
https://japan.americanfootball.jp/archives/6746
https://americanfootball.sport/game-centre/
■ライブ配信
IFAF.TV https://ifaf.tv/page/6488ace2cdebc107406e07c0