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【FFWC2018】女子3日目、7~8位決定戦へ


第1戦日本vs. パナマ2018.8.11. 3:30 PM

世界選手権は大会3日目を迎え、日本代表女子は前回優勝国のパナマと対戦。1シリーズ目は高さを生かしたパナマが連続攻撃を成功させて6-0とリードする。対する日本は次のシリーズで#65辰野のパスを生かして反撃するが、続くプレイでセンター#3藤島が負傷して無念の退場、得点の機会も逃してしまった。高さを生かしたパナマはその次のシリーズもタッチダウンを決め、13-0とリードを広げる。その後日本は#29伊藤、#65辰野、#24杉本を中心とした配給でオフェンスを立て直すものの、惜しくもゴールラインを割れず、前半を25-0で終える。

 

後半は日本の攻撃で反撃開始。ディフェンスの隙間を突破する#24杉本のパスで一気にゴール前まで前進。パナマディフェンスに再三カットされながらもタッチダウンにつなげて25-6とした。その後#24杉本、#29伊藤の連続攻撃で敵陣に攻め込むも、パナマディフェンスにインタータッチされて得点につなげられず。パナマオフェンスは高さを生かした攻撃を終始貫き、#18牛ノ濱のラッシュでパナマQBを追い込むも、38-6でゲームを終了した。

 

  • 日本6 vs. ○パナマ38

第2戦日本vs. グアテマラ2018.8.9  6:00pm

パナマ戦から1時間半、連日の暑さが嘘のように、涼しい風がグラウンドを吹き抜ける夕刻にグアテマラ戦が始まった。この試合に勝つと日本の決勝リーグ進出がぐっと近くなるとあって、選手は気合十分。グアテマラの先攻をきっちり抑えた日本は、1stシリーズを#65辰野、#24杉本、#29伊藤の連携でつなぎ幸先よく6-0で先制。その後もグアテマラオフェンスにハーフラインを越させない好守でオフェンスチームに多くの攻撃時間を回すことができた。1タッチダウンを許すも、グアテマラを寄せ付けず前半を19-6で折り返す。

 

後半も日本の勢いは衰えず、#6中田の投入を生かした攻撃パターンを展開。厳しいマンツーマンディフェンスをかわした#65辰野の果敢なレシーブも決まり、4つのタッチダウンを記録。試合後半はグアテマラのファウルが続出したが、日本はペースを崩されることなく、45-6で勝利を手にする。試合終了後、#24杉本がMVPに選出された。

 

○日本45  vs. ●グアテマラ6

第3戦日本vs. カナダ2018.8.11. 8:30 PM

3試合目のカナダ戦はナイターに。先制したのはカナダ。ロングパスを次々に決め、トライフォーポイント(TFP)で2点を狙って成功、1stシリーズで早くも8-0とリードされる。一方の日本は#65辰野、#24杉本を中心に陣地を進めたところに、#16のベテラン杉田がタッチダウンパスとTFPを決めて得点を8-7とした。その後の前半は一進一退の攻防。敵陣14ヤードまで攻め込んだ日本オフェンスボールをカナダディフェンスがインターセプト。その後のカナダ攻撃をすぐさま日本がインターセプトで返す。カナダディフェンスの反則も続き、最後に#24杉本がタッチダウンを決める。その次のカナダオフェンスシリーズではディフェンスの動きが冴える。カナダオフェンスボールを次々とカット、再び日本の攻撃につなげ前半を22対13で折り返す。

 

後半の日本攻撃はラン中心の組み立てになったが、少しミスが出始めるようになった。1stダウンのパス成功率が落ち、4thダウンやQBサックで長距離を残してカナダに攻撃権を戻すシリーズが続いた。一方のカナダはQBが選手交代してもなお正確なパスをレシーバーに投げ込む2nd QBのもと、タッチダウンを3つ獲得する。最終シリーズの攻撃は#24杉本を中心とした展開だったが、得点を伸ばすことができず、42対13で試合終了となった。

 

  • 日本13 vs. ○カナダ42