• 小
  • 中
  • 大

【FFWC2018】男子2日目、インドに初勝利


●2連敗で迎えた2日目の第1試合は世界王者のアメリカ。

アメリカ先行でスタート、特殊な体系からの攻撃を止められず、TDを献上する。一方日本オフェンスはロングパスを試みるもインターセプトを喫しターンオーバー。続くアメリカの攻撃を防ぐことができず0-13。前日の2試合に引き続きスタートで2ポゼッション差をつけられることとなった。次の日本オフェンスも封じられ、一方アメリカはロングパスを決め0-20と差を広げる。意地を見せたい日本は#23の青木のロングゲインからゴール前に攻め込み、トリックプレーによりTDを一本返し7-20。しかしアメリカもすぐに取り返し7-27。日本の前半ラストオフェンスはゴール前まで詰めるも時間切れもありスコアならず、前半はリードを許しての折り返しとなった。

後半は日本オフェンスからのスタートとなったがファーストダウン獲得ならず。一方アメリカの攻撃はCB#32三井の好カットも見られたが、TD獲得により7-33と突き放した。次の日本オフェンスは再びゴール前まで攻めたてるも得点にはならず。一方アメリカはロングパスでTD。最後までアメリカ相手にあきらめず戦う意志を見せる日本はQB#11西岡からWR#1のキャプテン中垣へのパスでTDを得るも反撃もここまで。最後はアメリカに突き放され12-45で敗戦、開幕3連敗となった。

 

●日本対インド 2018.8.10 10:30AM

3連敗と後がない日本男子は同じアジアから出場、近年積極的に国際大会に参加し力をつけてきているインドとの試合となった。

最初のシリーズでゴール前QB#11西岡からWR#23青木へのショートパスが決まり先制。次のインドのオフェンスではS#7磯野のインターセプトがインターセプト。直後のシリーズで再びWR#23青木がTDキャッチ。更にS#7の磯野の2つめのインターセプトにより完全に日本ペースとなった。インターセプト後のシリーズもWR#13の皆川のTDで完結し差を広げる。前半最後のシリーズもWR#13皆川TDで差を広げ、28-0とリードして折り返した。
後半は大量リードを保って余裕を持ったゲーム展開。オフェンスはWR#2六川、WR#23青木と立て続けにロングパスによるTDで差を広げれば、ディフェンスも安定した守りでインドオフェンスを完封、R#40粟谷のQBサックによるセーフティも飛び出した。その後着実に点数を積み重ねた日本、終わってみれば57-0と大勝。遅まきながら1勝目を手に入れた。

 

●日本対イスラエル 2018.8.10 1:00PM

連戦続きの二日目最後の試合は別グループのイスラエルとの試合。

試合開始後イスラエルのリズムの良い攻撃に苦しめられ、2シリーズ連続でTDを許し0-13とこれまでの試合同様苦しいスタートとなった。その後QB#11西岡のオフェンスによりTDを取り返すもイスラエルにすぐに取り返され7-19と点差を縮めることができず。直後のシリーズではWR#2六川もランでTDと思いきや反則で取り消し、次のプレイでインターセプトを喫し、攻撃を奪われる。そのシリーズでもTDを許し7-26。次シリーズで巻き返しを図るも逆にインターセプトリターンTDを献上し差を大きく広げられた。前半最後のシリーズで#7磯野のドライブで着実に前進、最後はWR#1中垣のTDで差を縮めるも前半は14-33とリードを許しての折り返しとなった。
後半の最初のドライブでQB#7磯野の足と小刻みなパスによる着実なゲインにより攻めたてTDを獲得。その後両チームともに1TD取り合い28-39と2TDで逆転という状況。なんとかディフェンスで止めたい日本はイスラエルにゴール前まで攻められるも#8種井のQBサックにより失点を阻止。次シリーズでQB#7磯野からWR#2六川へ鮮やかなロングパスが決まり35-39と4点差まで詰め寄った。しかし最後はイスラエルに着実に時間を消化され万事休す。大会2勝目とはならなかった。