【FFWC2016】女子グループBレポート(3日目)
●女子グループリーグ第 3 日(予選)2016/09/10
【JPN 25 vs 43 カナダ】
縦に抜けるスピードとロングパスを武器にするカナダ攻撃で、前半は 4 本のタッチダウンを奪われる。
前半開始 10 分 カナダ守備ラッシュとの接触による QB 井浦が一時離脱。
控えの QB 佐藤と WR 杉本、大森へのショートパスからのランでゲインを重ね、前半 1 タッチダウンをあげる。
後半、QB 井浦がもどりに追い上げをみせる。佐藤への縦フック、左右コーナーへ揺さぶる展開にカナダ守備陣が翻弄され日本有利の攻撃展開に。DB 陣、宮下、藤島のラッシュ、津金、佐藤のパスカットも連発しカナダ攻撃を抑えた。日本は 3 本のタッチダウンを追加したがタイムアップ。反撃及ばず試合終了。
【JPN 7 vs 31 フランス】
前半は、両チーム守備陣が好セーブを連発。得点の動きがないまま互角な展開となった。
前半残り 2 分、フランスは QB からセンターへのタッチダウンパスが決まり流れを引き寄せた。
続くシリーズで、センターへのロングパスを成功させて、前半 2 タッチダウンを獲得した。
二本差で迎えた後半、日本は守備から再開した。序盤から DB 陣がショートゲインに押さえ、津金がインターセプトして攻撃権を獲得。これを WR 大森への 10 ヤードパスを決めてこの試合唯一のタッチダウンに繋げた。
女子グループリーグ_9月10 日レポート詳細
●女子グループリーグ第2 日(予選)2016/09/09
【JPN 6 vs 38 アメリカ】
前回大会一位のアメリカ戦。
スピード・パワーともに磨きのかかったアメリカチームの胸を借り、日本チームも全力を尽くした一戦となった。
アメリカ攻撃からのスタート。ドラゴンセットからの右コーナーへのパスを皮切りに、ワンバックからのオプションフェイク→縦パス。右プロからの左スローバックなど。さまざまな攻撃を見せ、すべてのシリーズでタッチダウンを獲得した。
圧倒的な強さを見せつけられる試合ではあったが、日本も前半攻撃2シリーズ目、QB 井浦から TE 佐藤、杉本へのパスとランで大きく前進。4th ダウン ゴール前 5yard から C 伊藤への右コーナーを決めて一矢を報いた。
【JPN 6 vs 27 グアテマラ】
始終日本のペースでの試合展開。攻守にわたり日本らしさがでた。
リズムに乗った QB 井浦から TE 佐藤、杉本へフィールドを左右大きく使ったパス展開で前進。2 つの TD をあげた WR 大森の活躍に加えて、C 伊藤、TE 杉本と合計4つの TD を獲得。
佐藤は、DB としてもインターセプトを奪う活躍。CB 津金の安定した守りを軸に、後半はグアテマラにフレッシュを与えなかった。
R 宮下、松野、藤崎らの若いパワーもチームに貢献した一戦となった。
松野、藤崎にとっては、世界大会デビュー戦となった。