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フランスとの5位決定戦「ビシッと締めくくる」


 現地14日、アメリカン戦から一夜明けたこの日、翌15日のフランス戦に備えて、ミーティングのみに終始したU-19日本代表。泣いても笑っても今大会最後の試合を前に、山嵜隆夫監督は、フランス戦への勝利にこだわっている。

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 日本代表は、フランス代表とは前回も対戦して27対6で勝利。前回も指揮を執った山嵜監督は、今回のフランス代表の印象について、「今流行りのスプレッドではなく、フレックスボーンを採用している。オプションベースもやっていて、今大会に出ている他のチームとは少し違うフットボールをやっている。今風ではないので、やっかいとまではいかなくても、今までのシステムではやりにくい」と説明した。

 フランス代表は、日本とは逆のAグループで1勝2敗だったが、山嵜監督は「オプションだからきっちりとやっておかないといかれてしまうので、その辺はディフェンスがきっちりと対策を練っていると思う。キッキングも整備している。オフェンスは今までとあまり変わらない。相手ディフェンスはオーソドックスだから新たなプレイをしたりはしない。」と、対策に余念がない。

 7月7日から始まった今大会も、いよいよ15日の5位決定戦、7位決定戦、16日の3位決定戦、優勝決定戦で終了。Bグループで1勝1敗1分で5位決定戦に進む日本代表にとっても、フランス戦が最終戦。

 山嵜監督は、「前回にも言った通り、“終わりよければすべて良し”という日本の諺にある通り最後ビシッと締めくくりたい。(フランス戦に勝てば)2勝1敗1分だし、唯一の黒星はアメリカ。それほど悪い成績ではない。ブロックの編成上5位になるけど、現実はメキシコと同率のようなものだから、今年のメンバーはよく頑張ったと思える試合になるんで絶対に勝たないといけない。負け越しは嫌なので、勝って気持ちよく帰りたい」とフランス戦への意気込みを話した。