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【U-19】アメリカ戦は「粘っこい試合になる」大橋ヘッドコーチ


現地5日、午前はミーティング、午後はスタジアムで約2時間ほど練習をして、19時30分からからミーティングを行いました。

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大橋誠ヘッドコーチは、現状のチームの調子について、「練習量が強化合宿含めて過去より多くできているので、全体的にチームになってきていると感じます」と一定の手ごたえをつかんでいる様子でした。

また、前回大会のチームとの比較については、遜色がないことを説明してくれました。「前回はポイントポイントでスター性のある選手というか、ゲームブレイカーがいました。今回は目立ったゲームブレイカーはいませんが、それを払しょくするくらい全体がオーガナイズされています。今回も良いチームです」。

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いよいよ2日後に迫ったアメリカ戦。現地でこれまで実際にアメリカの試合を2試合観た感想については、「19歳以下と言えどもフットボールの研究心が高いです。特にスキルポジションのプレイヤーも破壊力は高いから強敵であることには変わりないです」と話してくれました。

その強国の対策については、「基本的に攻守で11人フットボールができるようになっているので、そこまで奇をてらったフットボールではなく、逆に地に足をつけたフットボールでどこまでいけるかという形になると思います。そういうゲームのほうが試合を壊さないと感じていますから、両コーディネーターが立てているプランは私は良いと思っています」。

中国に滞在して早1週間。大橋ヘッドコーチは、来るアメリカ戦のゲームを次のように想定しています。「ゲーム全体としては粘っこい試合をするんでしょうね。オフェンスにしてもディフェンスにしても、やられるシーンは国内で選手たちが経験している以上にあると思いますので、そこで多少ゲインされたとしても粘り強く細かく細かく止めてプレイ数を多くさせるとか、オフェンスもワンツースリーパントがあっても諦めずに繰り返し繰り返しやっていく中でワンチャンスをものにするとか、メンタルタフネスが問われるゲームになると思います」。

日本とは違う異国での生活で選手たちは心身ともに逞しくなってきました。大橋ヘッドコーチも、「そこは何となくここ2週間で逞しくなってきたので、その辺は期待しています」と、選手の精神面が強化されていることに期待していました。